2022.02.22 KPMGコンサルティング、「Business Analytics & Simulation Engine」によるテンプレートの提供を開始
2月14日、KPMGコンサルティング株式会社(以下、KPMGコンサルティング)は企業におけるデジタルテクノロジーを活用した経営企画・オペレーション計画・財務予測が統合された業績管理モデルの実現を目的に「Business Analytics & Simulation Engine」によるテンプレートの提供を開始した。
近年の消費者・顧客の行動様式や価値観の多様化から、デジタルテクノロジーの活用による迅速な意思決定を必要とする企業のニーズに対応するために本サービスを開発した。
本テンプレートの構築には、有限責任あずさ監査法人のアカウンティング・アドバイザリー・サービス(AAS)事業部が持つ、「事業ポートフォリオ分析に代表される財務分析」に関する知見と、株式会社KPMG Ignition Tokyoが持つ「予測エンジンおよびマネジメントコックピット」が活用されている。まずは小売業に向けてテンプレートを提供し、その後、
製造業を中心としたより幅広い業態に対応したソリューションへのと発展をめざす。させていくとしている。
主な機能は以下の5点である。
・マネジメントコックピット:
直感的な操作性を持つダッシュボードによる予測分析・シミュレーションに基づく経営判断とプロセス指標への落とし込みによるデータドリブン経営とそれに基づくオペレーションへの示唆の実現
・データモデル:
S&OP(Sales & Operations Planning)とFP&A(Financial Planning & Analysis)のデータモデルを融合した業績管理モデルによるプロアクティブなインサイトの提供
・アナリティクス:
数理的手法による分析・予測モデル自体の提案を行い、統計的な予測データの算出や仮想シナリオに基づくWhat-If分析などの高度なアナリティクスによる意思決定情報の提供
・オルタナティブデータ:
需要予測を中心とする予測値の正確性を高めるための相関係数の高いオルタナティブデータの定義と利活用
・オートメーション:
予測のためのテストデータ検証プロセスや計画策定プロセスの自動化によるリソースの戦略・価値創造業務へのシフト化
詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。