2022.02.17 アクセンチュア、AIによる目標達成予測と達成に向けた対応策を提示する経営支援ソリューションを本格展開
2月7日、アクセチュア株式会社(以下、アクセンチュア)は、AI経営判断ソリューション「AI Powered Management Cockpit(エーアイパワード マネジメント コックピット)」の本格展開を開始したことを発表した。本ソリューションは、これまでの試験運用の結果を踏まえ、同日よりメガネブランドJINSでの本格運用が開始される。
本ソリューションは、様々な経営指標を一元的に可視化し、AIによる目標達成予測とそれに基づく対策シミュレーションを提示することで、次に取るべき経営の意思決定を支援するものである。設定された経営目標に対して進捗情報を一覧で表示し、未達の見通しの場合はアラートを出した上で達成に向けた対応策を複数提示する。それに加え、それぞれの対応策を講じた場合の効果シミュレーションも併せて提示することで、データに基づく未来予測型の経営判断を支援する。
本ソリューションは、メガネブランドJINSを運営する株式会社ジンズ(以下、ジンズ)における試験運用が行われた。ジンズでは、経営状況の可視化とサプライチェーンの強化、業務負荷の削減を実現している。これまでのアクセンチュアのノウハウから、AIと人との連携による未来予測型の経営判断へとシフトさせることで、試験期間において欠品による売り逃しを約65%削減(粗利金額ベース2019年比)、廃棄ロスの約10%削減(除却・評価損含む2019年比)を達成した。
今後アクセンチュアは、本ソリューションを需給や顧客ロイヤリティ指標などの業績関連数値のシミュレーションのみならず、サステナビリティ関連などの非財務指標も含めた企業シミュレーションへと機能拡張し、幅広い業界への導入を進める予定である。
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