2022.01.05 PwC、メタバースを活用した新たなコンサルティングサービスを提供
12月22日、PwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)は、メタバースを活用したコンサルティングサービスを提供開始したことを発表した。メタバースは、インターネット上における仮想の3次元空間のことを指し、「meta (超)」と「universe (巨大な空間)」を組み合わせた造語である。
エンターテイメント領域やゲーム業界におけるメタバースの活用が広がる中、PwCコンサルティングは、ビジネスにおけるメタバースの活用支援を開始する。バリューチェーン上における、事業構想から、新規事業のデザイン、マネタイズモデルの設計、データ活用、システム開発に至る具体化までを一気通貫で行うことにより、デジタル・ディスラプション時代の企業経営を支援する。
PwC Japanグループでは、PwCあらた有限責任監査法人の新卒採用イベントをメタバース空間内で開催するなど、メタバースの活用に取り組んでいる。今後、コンサルタント人材の育成や社内ナレッジの蓄積・活用、コンサルティングサービスのバリューチェーン全体におけるメタバース活用を推進する。
メタバースコンサルティングサービスの特徴は、主にコア事業、バリューチェーン、メタバース業界全体の3つの視点である。
・コア事業視点
‐メタバースを活用した事業構想
‐リアルでの物理的壁がなくなる中でのボーダーレス・海外事業構想
‐メタ・メタバース(複数のメタバース同士を繋ぐようなメタバースのメタバース)の到来を前提とした事業
・バリューチェーン視点
‐メタバースでの事業構想
‐メタバースでの企画業務・商品/サービス開発
‐メタバースでの顧客調査・アンケートに代替する調査メソッド構築
‐メタバースでの顧客体験の最大化および感動の醸成
‐メタバースを活用したマーケティング
‐メタバース環境の構築・リアルとの両空間を前提とした働き方構築
・メタバース業界全体の視点
‐メタバース業界動向の調査
‐規制対応、法対応
‐知的財産の取り扱い
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