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2021.11.17 Ridgelinez、大型文化複合施設における電子通貨決済の実証にブロックチェーンを活用した独自システムを提供

11月9日、Ridgelinez株式会社(以下、Ridgelinez)は、株式会社埼玉りそな銀行(以下、埼玉りそな銀行)と富士通株式会社(以下、富士通)、株式会社KADOKAWA(以下、KADOKAWA)が行う大型文化複合施設「ところざわサクラタウン」における電子通貨決済の実証実験において、ブロックチェーンを活用した独自システムを提供したことを発表した。

今回行われる実証実験は、埼玉県所沢市の大型文化複合施設「ところざわサクラタウン」において、電子コイン「サクラタウンコイン」を用いた電子通貨決済を行うものであり、2021年11月1日から2022年4月10日までの期間行われる予定である。各社の役割は、それぞれ以下の通りである。

・Ridgelinez:本スキームおよびシステムとキャッシュレス機能を提供
・埼玉りそな銀行:電子コインの発行者体
・富士通:本スキームの提供者
・KADOKAWA:ところざわサクラタウンの運営会社および「ケロロ軍曹」の版権限など

「サクラタウンコイン」には、人気キャラクター「ケロロ軍曹」や、埼玉県のマスコット「コバトン」、所沢市のマスコット「トコろん」、りそなグループのコミュニケーションキャラクター「りそにゃ」などのイラストが描かれている。本実証実験の開始時は、「ところざわサクラタウン」内の書店「ダ・ヴィンチストア」にて、当該店舗での買い物支払いに利用可能である。また、今後は取り扱いを希望する敷地内の他施設や周辺施設へ順次拡大する予定である。

今回Ridgelinezは、ブロックチェーンを用いた独自のシステムを開発・提供を行った。本システムは、「サクラタウンコイン」の発行や流通に用いられ、数字で価値を表現する「FT」(Fungible Token)と、画像や音声などのデジタルデータにその作成者や所有者といった属性を付与できる「NFT」(Non-fungible Token)のそれぞれの特長を持っている。ブロックチェーンにより、デジタルデータや所有者などの属性の改ざんを防ぐことができる。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

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