2021.10.06 NTTデータ、新たな移動体験を生み出すレンタカー旅行者向けコンシェルジュサービスの実用化に向けた検討開始
9月28日、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、新たな移動体験の実現に向けたレンタカー旅行者向けコンシェルジュサービスを開発し、実証実験によって有用性を確認できたため、実用化に向けて検討を介したことを発表した。実証実験は、オリックス自動車株式会社(以下、オリックス自動車)、株式会社JTBコミュニケーションデザイン(以下、JTBコミュニケーションデザイン)とともに行われた。
本サービスは、車内に複数設置する専用タブレット端末上でマスコットキャラクターが旅行案内人となり、様々な観光スポットやルートなどを提案する。同乗者全員が同じ画面情報を共有することで生み出される一体感など、新たな移動体験を提供する。観光スポットは、レンタカーの位置情報と利用者の属性を組み合わせて、利用者の嗜好に合わせた提案を行う。また、タブレット上で作成したプランから自動連携してナビゲーションする機能なども搭載している。本サービスは、今後モビリティ事業者や複数事業者と機能追加やビジネスモデルの検討を行った上で、2022年度中に観光地での提供開始をめざす。
また、本サービスの実用化に向けた実証実験では、利用者のニーズを満たす機能性や体験、事業者としてのサービスの実現性などを検証した。3社の役割はそれぞれ以下の通りであった。
▪NTTデータ:
ビジネス・サービス企画、プロトタイプのシステム開発、自動車位置情報の取得、実証実験の実施や結果分析
▪オリックス自動車:
レンタカー事業における本サービスの活用の検討・検証、車両の提供
▪JTBコミュニケーションデザイン:
旅行者の行動傾向や観光地の人流情報など、ノウハウの提供と事業プロデュース、自動車(移動)空間における観光コンテンツなどのコミュニケーション手法の提案
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