8月6日、株式会社電通デジタル(以下、電通デジタル)は、株式会社電通テック(以下、電通テック)、株式会社アドインテ(以下、アドインテ)とともに、リテール各社のDXを支援する専門チーム「Retail-Xing  (リテール・クロッシング)」の始動を発表した。

Retail-Xingは、リテールDXに強みを持つ3社によって、小売業に特化したデジタル変革を支援するソリューションを提供する。本専門チームにおける各社の役割は以下の通りである。

▪電通デジタル：
顧客ペインの解消を起点に、顧客体験設計およびマーケティングシナリオ作成などのフロントエンドの設計

▪電通テック：
集客やエンゲージメント向上施策など、デジタルを起点とした店頭プロモーション領域の課題解決などの各種ソリューションの提供

▪アドインテ：
独自開発した、スマートフォンのデータマイニング技術を利用したO2Oサービス「AIBeacon」による来店ユーザーの分析や来店促進などの技術ソリューションの提供・各種リテールメディア開発、運用

また、Retail-Xingは主に以下の6点についての支援を行う予定である。

・メーカー共同販促
・リテールCRM連携
・販売力強化支援
・店頭デジタルプロモーション
・顧客体験を起点としたサービス開発
・事業変革コンサルティング

さらに今回、日本マイクロソフト株式会社と連携し、本チームのシステム基盤に同社のMicrosoft AzureやMicrosoft Teamsなどのクラウドプラットフォームを活用する。それにより、リテール各社は本チームによるサービス提供において、マーケティング変革やフルフィルメント、ソーシング、ロジスティクスを向上させる高度な分析を行うことが可能となる。

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