アクセンチュア、中部電力グループの新会社と協業。データアナリティクス活用による業務変革を目指す | コンサル業界ニュース

コンサル業界ニュース

ホーム > アクセンチュア、中部電力グループの新会社と協業。データアナリティクス活用による業務変革を目指す

2021.08.18 アクセンチュア、中部電力グループの新会社と協業。データアナリティクス活用による業務変革を目指す

8月10日、アクセンチュア株式会社(以下、アクセンチュア)は、中部電力グループが共同出資したデータアナリティクスの新会社「株式会社TSUNAGU Community Analytics (以下、TSUNAGU Community Analytics)」との協業を発表した。本協業は、中部電力グループにおけるデータアナリティクスを活用した業務変革や新規事業の創出に向けて行われる。TSUNAGU Community Analyticsは、中部電力株式会社が70%、株式会社中電シーティーアイが20%、中部電力パワーグリッド株式会社が5%、中部電力ミライズ株式会社が5%をそれぞれ出資し、2021年4月1日より事業を開始した。

今回、中部電力グループの持つ様々なデータと、アクセンチュアの持つデータアナリティクスに関するノウハウを掛け合わせることで、データ主導による経営の可視化や業務の効率化を図る。それに加え、中部圏内を中心にインフラ提供をしている自治体や教育機関、様々なサービス事業者とデータ連携を行いながら、顧客体験を起点とした新規事業の創出にも貢献する。

また、本協業によってアクセンチュアは、データアナリティクスなどのデジタル領域に関する実践形式のトレーニングを実施し、中部電力グループの変革をけん引するデジタル人材の育成支援も行う。さらに、将来的には、TSUNAGU Community Analyticsが中部圏におけるデータ活用を推進し、地域のデジタル変革を支える中核的な役割を果たせるよう、地域内の大学やベンチャー企業との共同研究など、エコシステムパートナーとの相互連携を推進する役割も担う。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

コンサル業界ニュースメールマガジン登録


 

Related article

Pickup

Feature

マッキンゼー出身の原聖吾氏が設立した医療系スタートアップが11億円の資金調達

マッキンゼー出身の起業家 原 聖吾 氏が2015年に起業した医療系スタートアップ「株式会社情報医療」(※以下「MICIN」)が、2018年4月末までに三菱商事株式会社など4社から11億円を調達したことを発表した。

2018.05.15

~INTERVIEW~A.T.カーニー石田真康が歩む戦略コンサルタントと宇宙ビジネス活動という2つの世界

宇宙ビジネスに取り組むきっかけ。それは、30歳を手前に病に倒れた時、少年時代に抱いた宇宙への憧れを思い返したことだった。石田氏は戦略コンサルタントとして活動しながらどのように宇宙ビジネスに取り組んでいるのか語ってもらった。

2018.01.10

~INTERVIEW~ 経営共創基盤の10年【第4回】コンサル業界の枠を超えたプロフェッショナルファームの実像

経営共創基盤(IGPI)の代表的な実績の一つが、東日本の地方公共交通など8社を傘下に持つ「みちのりホールディングス」への出資と運営だ。経営難の地方公共交通事業を再建しローカル経済にも貢献している意味でも高い評価を得ている事業。なぜ右肩下がりが続く構造不況業種の地方公共交通に出資したのか、どのように事業再生の成功にまでに至ったのか。みちのりホールディングス代表取締役の松本順氏(経営共創基盤・取締役マネージングディレクター)に聞いた。

2017.11.22


ページの先頭へ