IBM、東大と日本初ゲート型商用量子コンピューティング・システムを稼働開始 | コンサル業界ニュース

コンサル業界ニュース

ホーム > IBM、東大と日本初ゲート型商用量子コンピューティング・システムを稼働開始

2021.08.04 IBM、東大と日本初ゲート型商用量子コンピューティング・システムを稼働開始

7月27日、IBMと国立大学法人東京大学(以下、東京大学)は、「新川崎・創造のもり かわさき新産業創造センター(KBIC)」において、日本初のゲート型商用量子コンピューティング・システム「IBM® Quantum System One」の稼働開始を発表した。

2019年12月にIBMと東京大学は、「Japan–IBM Quantum Partnership」を発表し、今回はそれに基づいて本システムは稼働される。また、東京大学が本システムの占有使用権を有し、活用することで、企業や公的団体、大学などの研究機関とともに量子コンピューターの利活用に関する協力を進める方針である。

本システムの稼働に加え、IBMと東京大学は、量子コンピューターの普及および発展に向けた取り組みを強化している。2021年6月には、東京大学浅野キャンパスに量子コンピューター技術の研究・開発を行うハードウェア・テストセンター「The University of Tokyo – IBM Quantum Hardware Test Center」を開設した。さらに、東京大学が設立した「量子イノベーションイニシアティブ協議会」の会員企業の交流・情報共有の場として東京大学本郷キャンパスに「コラボレーションセンター(仮称)」を設置する予定である。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

コンサル業界ニュースメールマガジン登録


 

Related article

Pickup

Feature

マッキンゼー出身の原聖吾氏が設立した医療系スタートアップが11億円の資金調達

マッキンゼー出身の起業家 原 聖吾 氏が2015年に起業した医療系スタートアップ「株式会社情報医療」(※以下「MICIN」)が、2018年4月末までに三菱商事株式会社など4社から11億円を調達したことを発表した。

2018.05.15

~INTERVIEW~A.T.カーニー石田真康が歩む戦略コンサルタントと宇宙ビジネス活動という2つの世界

宇宙ビジネスに取り組むきっかけ。それは、30歳を手前に病に倒れた時、少年時代に抱いた宇宙への憧れを思い返したことだった。石田氏は戦略コンサルタントとして活動しながらどのように宇宙ビジネスに取り組んでいるのか語ってもらった。

2018.01.10

~INTERVIEW~ 経営共創基盤の10年【第4回】コンサル業界の枠を超えたプロフェッショナルファームの実像

経営共創基盤(IGPI)の代表的な実績の一つが、東日本の地方公共交通など8社を傘下に持つ「みちのりホールディングス」への出資と運営だ。経営難の地方公共交通事業を再建しローカル経済にも貢献している意味でも高い評価を得ている事業。なぜ右肩下がりが続く構造不況業種の地方公共交通に出資したのか、どのように事業再生の成功にまでに至ったのか。みちのりホールディングス代表取締役の松本順氏(経営共創基盤・取締役マネージングディレクター)に聞いた。

2017.11.22


ページの先頭へ