2021.07.19 NTTデータ、Twitterデータの活用促進を目指し、米DataRobot社と連携
7月9日、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、米国DataRobot, Inc.(以下、DataRobot社)とデータパートナー契約を結ぶことにより、Twitter集計データサンプルの提供を開始した。DataRobot社は、エンタープライズ向けAIのリーディングカンパニーであり、AIイノベーションを競うグローバル企業に信頼性の高いAI技術と投資利益率を実現するサービスを提供している。
データパートナーとは、DataRobotのユーザーに対し、より価値の高いAIモデルの構築を可能にし、ビジネス課題に即した必要なデータを提供することを目的としたパートナーシップである。
メーカーや小売・流通事業者を中心に、トレンド商品の見極めや在庫管理を行うために出荷・販売などのデータを基にした需要予測が行われている。ソーシャルメディアの情報は、消費者心理が強く表れるため、必要不可欠である。しかし、データのクレンジング処理や自然言語処理など、データ加工の前処理を行うためのコストおよび、社内外両方の大量なデータを使ったAIモデルの構築が課題とされる。本契約によりNTTデータは、DataRobotで使えるようあらかじめ加工したTwitter集計データサンプルを提供する。これにより、国内200社以上のDataRobot利用企業は、DataRobotのデータ共有・自動特長生成昨日を通してDataRobot上でデータサンプルを手軽に取得可能となる。
今回の契約により、ユーザーにとって主に3つのメリットがある。
・時間的メリット:
DataRobotのプラットフォームからデータにアクセスすることで、煩雑な契約手続きが不要でデータの受け渡しにかかる時間を削減できる。
・金銭的メリット:
Twitter上の特定キーワードの課題量推移データなどのサンプルデータを無償で利用、検証することでデータのビジネス的価値を定量的に評価し、購入判断ができる。
・技術的メリット:
DataRobotが直接解釈できる集計データ(構造化データ)形式で提供されるため、DataRobotによる自動特徴生成機能を通して、容易に自社データとTwitter集計データサンプルを組み合わせたAIモデルを構築できる。
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