２月２日、アクセンチュア株式会社（以下、アクセンチュア）は、アパレルをはじめとした小売業界向けに、主にSalesforce Commerce Cloudや自社開発のOMS（Order Management System）を活用したECサイトの構築や運用事業などを手掛ける株式会社ビジネットシステム（以下、ビジネットシステム）を買収したことを発表した。

ECの進化に伴い、企業は個客を中心に最適な購買体験の実現に向けた変革を加速させている。本買収により、ビジネットシステムが持つ優れたEC体験を実現するサイト構築や運用力と、アクセンチュアが持つデジタル戦略の立案、実行、生産、物流に至るまでバリューチェーン全体のプロセスに精通した知見が融合される。

ビジネットシステムは1999年の創業以来20年以上にわたり、国内アパレルをはじめとした小売業界を中心に、60社を超える企業のECサイトの構築やシステム開発、運用を手掛けた実績を持つ。特に、セールスフォース・ドットコムのクラウド型ECソリューションである「Salesforce Commerce Cloud」をベースとした開発力に強みがあり、その実績は国内トップレベルを誇る。

アクセンチュアではビジネットシステムの強みを生かし、新たに参画する約40名の高い専門性によって、商品やサービスのタッチポイントの最適化で優れた顧客体験の創造にとどまらず、企業やブランドの存在意義に立脚し、経営そのものを顧客体験の創造を中心としたビジネス全体の変革支援を行うアクセンチュア インタラクティブが提供するサービスの強化につなげることをめざす。

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