2021.01.14 PwCコンサルティング、MaaS活用による3密回避の観光実験
1月5日、PwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)は、2021年1月8日から2月14日にかけて、愛知県常滑市の中部国際空港と愛知県内の観光地および商業地を対象に、中部国際空港を起点とした観光型MaaSの実証実験を行うと発表した。
本実証実験は、経済産業省が進める「地域新MaaS創出推進事業」の「先進パイロット地域」として選定された取り組みである。また、「遊ぶ」「食べる」「泊まる」などの観光客の体験ごとに、対象地域内の観光施設・商業施設を選定し、高還元率または低還元率のクーポン・ポイントを各施設に設定する。クーポンは、中部国際空港第1ターミナル国内線到着口で観光客に配布され、MaaSアプリで観光地や商業地に関する情報や交通情報を提供することで、各種交通機関による観光客の移動を促進する。
PwCコンサルティングは、本実証実験において以下の2点に基づき、混雑状況に応じて観光客を分散する3密回避を意識した観光の在り方を検証する。
▪空港から目的地までのMaaSアプリを活用した移動サービスの企画設計
▪クーポン・ポイントのインセンティブ付与による利用者の行動変容の効果分析
詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。