2021.01.11 NTTデータ、政府向けコミュニティクラウドサービスを開始
株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、2021年2月より、政府情報システムのクラウド活用を推進するため、政府向けのコミュニティクラウドサービス「OpenCanvas for Government」の提供を開始する。
本サービスは、コスト削減やアジリティ向上、スケーラビリティ確保の要件から高信頼・高可用性の要件まで幅広く対応することで、顧客に最適なプラットフォームを提供できるコミュニティクラウドサービスである。また、金融機関向けに提供してきたOpenCanvasをベースにすることで、金融機関や他社クラウドとの連携、マルチクラウドマネジメントサービスや社会基盤を支える政府情報システムに求められる高いセキュリティーや運用品質を提供する。これにより、デジタル社会に対応したデジタル・ガバメントの実現に向け、安全・安心にクラウドの活用が可能になる。
本サービスの主な特長は以下の5点である。
▪ベストミックスクラウド:WebサーバやAPサーバ等のアジリティ・スケーラビリティが重視されるSoE領域とD Bサーバやファイルサーバ等の高信頼・高可用性が重視されるSoR領域の構内接続に対応。
▪つながるクラウド:他社クラウドを自在に組み合わせたマルチクラウド環境に対応。
▪統合管理クラウド:コストを抑えつつ、NTTデータが培ってきたノウハウと高度な運用技術を組み合わせたマネジメントサービスを提供。
▪寄り添うクラウド:顧客の要件を満たす機器等の持ち込みや、OS・ミドルウェアへのパッチ適用タイミング等について柔軟に対応可能。
▪高信頼・高可用性クラウド:災害リスクに備え、環境に配慮した国内限定のデータセンターを活用し、政府情報システムに求められる高い透明性と安全性、省庁固有の特殊要件に対応可能。
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