2023.10.02 SAPとアビームコンサルティングが味の素グループのデジタル変革を支援
SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下SAPジャパン)とアビームコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山田 貴博、以下 アビームコンサルティング)は、味の素株式会社(社長:藤江 太郎 本社:東京都中央区、以下 味の素)のグループ社である、Ajinomoto Co., (Thailand) Ltd.(以下 タイ味の素社)にSAP S/4HANA®、SAP® Analytics Cloud、SAP® Datasphereを導入し2023年4月に稼働した。
味の素グループは、創業以来一貫して事業を通じた社会課題の解決に取り組み、社会・地域と共有する価値を創造することで経済価値を向上し、成長につなげるための「ASV(Ajinomoto Group Creating Shared Value)経営」を推進しています。2023年2月より、新パーパスを「アミノサイエンス®で、人・社会・地球のWell-beingに貢献します」へと進化させ、全社のマネージメント変革にも取り組んでいる。
タイ味の素社はASEAN地域における最重要拠点として活動しており、全社マネージメント変革の一環としてデータドリブン経営の実現、また、基幹システムの保守期限対応などを背景に、SAP S/4HANAへの移行、SAP Analytics Cloud、SAP Datasphereを導入した。システム導入・開発はSAP支援のもとアビームコンサルティングが推進した。
これにより、SAP S/4HANA などにあるデータをSAP Analytics CloudとSAP Datasphereを連携活用することで、複数軸での業績管理と分析、予算・見込みデータと連携し予測シミュレーション機能への活用も可能となった。また、SAP S/4HANAへの移行に伴い、クラウド化とアドオン削減も実施したことで、維持運用コストも大幅に削減した。
今後、タイ味の素社は、予測・機械学習を含めたSAPのソリューションを最大限に活用し経営管理の高度化を図り、更にタイ味の素社のソリューションを他のASEAN拠点へ展開することも見据えている。
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