ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社(本社：東京都港区、代表取締役社長：榊巻 亮、以下 ケンブリッジ)は、DXや変革プロジェクトに取り組む企業向けに、現役コンサルタントが講師となり、実践的なノウハウをレクチャーする初の教育サービス「プロジェクトリーダーおよびプロジェクトチーム養成学校」を2023年7月から開始した。

■DXプロジェクトの成功要因・阻害要因から考える必要な知識

DX・変革プロジェクトに取り組む企業は増えているが、日本におけるプロジェクト成功率は低く、中でもDXの成功率は非常に低くなっていた。ケンブリッジで実施したDXに関するアンケートでは、ITそのものの知識や技術はプロジェクトの成否にそれほど大きく影響を与えていないことが分かっている。
DX成功に必要な要素は、「プロジェクトの進め方」「コミュニケーションやチームとしての成熟度」「チームのスキルマインド」「部門や立場を超えたコラボレーション」である。

■サービス開始の背景

近年、DXをはじめとする変革プロジェクトに取り組む企業の増加に伴い、人材育成のニーズが高まっているが、D X人材の育成は難しく、ケンブリッジでも人材育成関連の相談を多数受けている。
これまで本や無料のセミナーなどでノウハウをオープンにしているが、お客さまが自分たちで実践できるレベルに到達するには、このような一方通行型の媒体では限界を感じていたことから、「プロジェクトリーダーおよびプロジェクトチーム養成学校」の開始に至った。

■変革プロジェクトの成功に必要なノウハウをトータルで学べる初めての場

変革プロジェクトの方法論では、プロジェクトマネジメント手法が有名ですが、実際のプロジェクトはそれだけでは成功しない。
ファシリテーションや作業設計のスキル、それに加えてチームワークやリーダーシップ、ルーティン業務と異なる心構えなどカルチャーもプロジェクトの成功に必須となる。だがこれらの要素を体系的に学べる場所はこれまで存在しなかったため、現役のコンサルタントを講師とし、成功に必要なノウハウをトータルで提供する場を作り、人材育成や変革人材を志す方のお役に立ちたいと考えている。

■プロジェクトリーダーおよびプロジェクトチーム養成学校　詳細

プロジェクトの成功に必要なノウハウを5つのコースで学べる構成となっており、各コースは、座学だけでなく演習や議論を中心とし、自社で実践する宿題が課されるなど、学んだままで終わらない定着させる内容となっている。
また、一人でなく数名単位のチームでの参加とし、「プロジェクトに向くチーム」へと成長するカリキュラムとなっている。