2023.06.22 資生堂、SAP SuccessFactorsの人事・給与システムを導入・稼働開始
SAPジャパン株式会社(以下、SAP)とEYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(以下、EYSC)は、株式会社資生堂(以下、資生堂)に「SAP SuccessFactors」の人事・給与管理システムを導入し、稼働を開始した。
対象は、日本における従業員2万4000人である。システムの導入・構築について、SAPが人事管理領域、EYSCが給与管理領域を担当した。
資生堂では、2019年から「SAP SuccessFactors」のタレントマネジメント機能を活用し、人事・給与管理には「SAP HCM」を利用していた。そしてこの度、国内の人事・給与システムについても、「SAP SuccessFactors」への移行が実現したのだ。
これは、データや業務プロセスの標準化と統合基幹システムの構築・導入を通じて、企業価値の最大化を目指すビジネス変革プログラム「FOCUS(First One Connected and Unified Shiseido)」の一環である。
今回の人事・給与システムの導入にあたり、「SAP SuccessFactors」のモジュール間(タレントマネジメント、人事管理、給与計算)はもちろん、既存の勤怠等の周辺人事システムともシームレスにデータ連携し、人事データの流れをシンプル化した。また、人事業務全般の業務フローの問題点を洗い出し、フローの最適化と業務標準化を図った。
以上により、人事業務全般にかかる人件費やシステムの保守・運用にかかるコストの削減、および自動化・効率化を通じた従業員の生産性向上を実現していく。
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