株式会社NTTデータ（以下、NTTデータ）は、2023年4月21日より先進技術の導入支援サービスの提供を開始した。先進技術とは、以下の3分野である。

• ・ブロックチェーン
• ・デジタルツイン
• ・量子アニーリング

NTTデータはグローバルラボを設置し、150名のチームで事業規模拡大を目指していく。

このサービスが開始された背景には、複雑化する社会課題や経営課題の解決に向けて、技術革新によるイノベーションが求められていることが挙げられる。NTTデータでは、グローバルでの競争力の強化および新しいビジネス価値を創出する先進技術活用力の強化を目的として、2022年8月、世界6カ国にイノベーションセンタを設立し、先進技術の探索や見極めを実施してきた。結果、当該3技術分野のビジネス適用が実用化段階に到達していると判断し、サービスの開始に至った。

本サービスでは、クライアントの経営課題から今後進むべき方向性を導き出し、その実現に向けて必要な先進技術の提案から、具体的な適用方法、さらにシステム実装まで一気通貫で提供する。案件に応じて、先進技術者やコンサルタント、エンジニア、デザイナーなど、NTTデータのグローバルリソースから最適なチームを組成して課題解決を行っていく。

NTTデータは今後、本サービスの提供を通じて2025年までに100億円以上の売り上げを目指すとしている。さらに、グローバルラボを500名の体制まで強化し、対象とする技術分野およびサービス提供地域を拡大していくつもりだ。

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