2022.07.06 【調査レポート】AI活用が概念実証に留まる企業は63%-アクセンチュア
6月23日、アクセンチュアは、グローバル調査レポート「『AI活用浸透』の極意:実践から成果へ」を発表した。本調査は、16業界・15ヵ国のAIを活用する1,176社の財務・非財務データおよび1,615人の経営者に対する調査を基に作成された。
本レポートにおいてアクセンチュアは、企業のAI活用浸透度を0~100の数値で総合的に評価する指標を考慮したAI活用浸透度※を測定するフレームワークを用いている。
※AI活用浸透度…AIに関する基礎的な能力、および他社と差別化を図れる能力の両面から、市場における競争優位性の度合いを表したもの。これらの能力には、データ、AI、クラウドなどのテクノロジーのみならず、組織戦略や責任あるAIへの対応、経営層のコミットメント、人材、企業文化が含まれる。
本調査によると、最もAI活用浸透度の低い群は「AI実証企業」と分類され、AI活用の戦略や付加価値を生む運用能力の両面で成長の余地がある企業とされており、全体の63%を占めている。
また、AI活用浸透度が最も高い群は「AI活用先進企業」に分類され、全体の上位12%であった。「AI活用先進企業」のAI活用浸透度は調査対象全体のおよそ2倍の値となっており、収益成長率も50%高いことが明らかとなった。
アクセンチュアによると、「AI活用先進企業」の割合は、2024年までに27%へ倍増することが予想されており、AI活用浸透度も工場することが見込まれている。
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