2022.05.17 日本IBM、ゼロトラスト・セキュリティ実現を支援する日本独自の新サービスを提供開始
4月27日、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は、ゼロトラスト・セキュリティの高度化を実現するための、AIを活用したエンドポイントセキュリティ・ソリューション「IBM Security® ReaQta」および、日本のクライアント向けにカスタマイズされた日本市場独自のサービスを提供開始することを発表した。
「IBM Security® ReaQta」は、AIを搭載し自動化されたEDRソリューション(Endpoint Detection and Response:パソコンやサーバーなどのエンドポイントでの異変を検知し、対応するソリューション)である。企業におけるエンドポイントでの脅威を自動的に特定・管理し、業界唯一のライブ・ハイパーバイザー・ベースの監視によって攻撃者に探知されないよう設計されている。それにより、高度なマルウェア攻撃やデータの窃取からの保護化可能となる。
その他にも、以下のような日本市場独自の取り組みを行う。
▪日本の顧客向けにカスタマイズされたセキュリティ運用監視サービスを提供開始:
近年のゼロトラスト・セキュリティへの注目の高まりを受け、日本IBMのセキュリティ運用監視サービスを日本市場向けにカスタマイズして提供するため、日本向けサービス化の専門組織を2022年4月に設置した。
▪日本のクライアントの安全な製品開発を支援するハードウェア・ペネトレーション・テスト用ラボを新設:
IBMのセキュリティサービスX-Force® Redによるハードウェア・侵入テストを実施するラボ「X-Force Hardware Lab | TOKYO」を世界6ヵ所目の拠点として日本IBM本社内に2022年第2四半期に設置することを予定している。
▪業界別のバリューチェーンを包括的に保護するセキュリティ・ソリューションの提供開始:
日本IBMのグローバルでのノウハウを活用し、業界固有のバリューチェーンを包括的に保護する業界特化型セキュリティ・ソリューションの提供を2022年第2四半期予定で開始する。本ソリューションによって、クライアントの属する業界固有のバリューチェーンにおける課題や脅威、それに対するソリューションの把握が可能となり、より効率的かつ安全にビジネス推進の実現を図る。
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