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2021.12.22 デロイト、テクノロジー企業における成長率ランキングの2021年版を発表

12月14日、デロイトトーマツグループ(以下、デロイトトーマツ)は、日本国内のテクノロジー企業における成長率ランキング「2021年 日本テクノロジー Fast 50」を発表した。本ランキングは、日本国内のテクノロジー・メディア・通信(TMT)業界の、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率の上昇が著しい日本企業の応募からなるランキングプログラムである。

ランキングの対象となる事業領域は以下の6領域である。

▪半導体や部品・コンピュータ、周辺機器等を含むハードウェア
▪アプリや各種管理運用システムを含むソフトウェア
▪インターネットやクラウドを含む通信
▪広告やマーケティング、eコマースを含むメディア
▪バイオや製薬を含むライフサイエンス
▪再生技術やエネルギー貯蔵、機器を含むクリーンテック

今回のランキングトップ5は以下の5社であった。(成長率・事業領域)

1. 株式会社BEL AIR (2525.70%・ソフトウェア)
2. 株式会社Sparty (2327.60%・メディア)
3. SheepMedical株式会社 (1660.90%・ライフサイエンス)
4. 吉積ホールディングス株式会社 (1361.20%・通信)
5. AI inside 株式会社 (932.50%・ソフトウェア)

1位の株式会社BEL AIRは、人材派遣管理システム「jpbs」の販売などのSaaS事業やSI事業を行うソフトウェア領域の企業である。2位は、パーソナライズを基軸としたD2C

ブランドの企画・販売を行う株式会社Sparty、3位は歯科矯正用透明マウスピースおよび未病関連サービスの展開を行うSheepMedical株式会社がランクインを果たした。トップ5のうち、5位のAI inside 株式会社を除く4社はいずれも未上場である。

今回のランキングの傾向として、受賞企業50社の3決算期売上高成長率の平均値は348%、成長率150%以上の企業が19社と受賞企業全体の38%を占める結果となった。また、事業領域別の構成比をみると、最も多かったのはソフトウェアで27社(54%)、2位がメディアで9社(18%)、3位に通信が8社(16%)と続いた。いずれの領域においても、AIやSaaS、プラットフォーム運営などコロナの影響を受けにくいWeb領域の事業を展開する企業の受賞が目立った。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

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