2021.12.21 NTTデータ、宇宙空間における食の支援ソリューションに関する研究開発を実施
12月13日、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、農林水産省の戦略プロジェクト「月面等における長期滞在を支える高度資源循環型食料供給システムの開発」において、「食の支援ソリューション開発」の実行課題責任機関として参画することを発表した。
本戦略プロジェクトにおいてNTTデータは、小課題「QOLマネージメントシステムの開発」の「食の支援ソリューション開発」実行課題責任機関として、研究開発に取り組む。閉鎖環境における集団QOLの維持・向上を目的に、食材や調理器具、調理人などが限られた環境である宇宙空間において、長期滞在クルーが地上に近い食習慣を維持できるようなシステムの開発を行う。主に以下の2点の研究開発に取り組む方針である。
・栄養と嗜好性に配慮した長期献立メニューと食料供給プランを策定
・食事や食体験の選択肢をレコメンドする食のサポートシステムの実証モデル
今回NTTデータは、キューピー、医療基盤・健康・栄養研究所、辻料理教育研究所で構成されたメンバーとともに、宇宙特有の心身の健康課題の解決に取り組む。主に、食のパーソナライズの知見、データ融合・解析の技術、食事や食体験、調理、献立メニュー開発、極限環境での食事改善などを中心に取り組みを進める。
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