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2021.10.15 NTTデータ、バチカン市国の文化遺産を3Dデジタル化。ドバイ国際博覧会で公開

10月8日、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、バチカン図書館との協力により、バチカン市国が保有する文化遺産を初めて3Dデジタル化を実現した。

バチカン図書館は2014年から、保有する貴重な手書き文献の長期保存・公開を目的としたデジタルアーカイブソリューション「AMLAD®」を活用した事業に取り組んでいる。NTTデータとバチカン図書館は、このソリューションを用いた3Dデジタル化技術を活用し、16世紀に建造された天文台「Gregorian Tower(またはTower of the Winds)」を3Dデジタル化した。さらに、災害などによる損傷のリスクにさらされる希少な文化遺産の情報を確実に保全し、修復や研究に活用することに加え、XR技術と組み合わせた新たな鑑賞体験を実現した。バチカン図書館と行うデジタルアーカイブ事業としては、初めての建造物の3Dスキャン・デジタル化となっている。

今回デジタル化された「Gregorian Tower」は、2021年10月よりドバイで開催される国際博覧会Expo 2020 Dubaiで公開される。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

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