2021.09.30 NTTデータ経営研究所、AI・ICTを活用した梨のスマート農業に関する実証実験を開始
9月8日、株式会社NTTデータ経営研究所(以下、NTTデータ経営研究所)は、千葉県が代表機関を務めるコンソーシアムと千葉県市川市および成田市の梨農園において、ロボットやAI、ICTを活用したスマート農業技術の体系化に向けた実証実験の開始を発表した。
今回、本コンソーシアムではロボット、AI、ICTなどの先端技術を駆使したデータ駆動型のスマート農業システム構築をめざす。労働負荷の軽減や気候変動への対応に向け、以下のような実証事業に取り組む。
▪ヒトを自動で追従する運搬ロボット作業車の開発・実現
▪ほ場ごとの気象データに基づく病害発生予測と農薬散布適正化ナビゲーションの実現
▪梨園の棚下から画像を収集し、AIによる生育解析を行うシステムの実現
梨生産に係る課題の解消を目的とし、千葉県を代表機関としてコンソーシアムを設立し、令和3年度から2年間、スマート農業技術の実証事業に取り組む。本コンソーシアムには、農家や農業関連団体のほか、ICT、自動化技術、農業用ロボットなどの技術を持つ企業などが参加しており、ほ場の環境データの取得と解析による予測技術、および省力化機械の導入に向けた実証に取り組む。NTTデータ研究所は、主に事業全般の管理・運営、軽労化の検証、ビジネスモデルの検討を担う。
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