2021.02.01 NTTデータ、仮想脳モデルの活用で、Twitter動画広告の効果向上
株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)と株式会社NTTデータ経営研究所(以下、NTTデータ経営研究所)は、人間の脳活動を推定する技術 「NeuroAI」を利用し、Twitter Japan株式会社(以下、Twitter)および株式会社NewsTV(以下、NewsTV)とともに、Twitterに配信する動画広告の効果向上を目指した共同研究を2020年6月から12月にかけて実施した。
本研究では、動画広告とTwitter上の広告効果データをNeuroAIで脳情報化・学習した「仮想脳モデル」を構築した。これにより、動画広告のシミュレーションを通して、より効果的な動画広告の制作ができるようになる。
昨今の動画広告マーケットは、毎年1.5倍程度の成長を遂げており、無数にあふれる動画の中から、注目を集める動画広告の制作が課題となっている。
NTTデータグループでは、動画・音楽等の作品を、定量的に評価し改善する技術として、人間の「脳」の活動に焦点を当て、脳情報をシミュレーションするNeuroAIの研究・事業開発に取り組んできた。
研究の結果、Twitter上の広告動画で、再生率向上からインストール率向上まで幅広く実現できることが明らかになった。
▪動画広告の再生率が23.6%向上
▪動画広告のツイートに関するエンゲージメント(いいね・RT等)が35.3%向上
今後NTTデータグループは、効果の高い動画広告制作を目指す企業に向けたトライアルサービスの提供を2021年2月より開始し、次世代広告最適化技術としての実用性を高める方針である。
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