2019.02.15 PwCサステナビリティとDMM.comとアフリカ進出支援で協業
2月13日、PwCサステナビリティ合同会社と合同会社DMM.comは、企業のアフリカ進出支援で協業を開始したと発表した。
PwCサステナビリティ合同会社は、PwC Japanの一員であり環境・CSR領域を中心としたサステナビリティ分野の専門サービスを提供するプロフェッショナルファーム。企業の途上国・新興国進出およびアフリカにおけるCSV事業(※注)の立ち上げ支援で豊富な実績を持つ。
(※注:CSV=(Creating Shared Value:共有価値の創造))
DMM.comは2015年にアフリカ事業プロジェクトDMM.Africaを立ち上げ、東アフリカのルワンダでECプラットフォームを運営したり、非接触型ICカードの展開や商社業務を行なうなど、現地でさまざまな分野の新規事業を立ち上げている。DMM.Africaの活動の中で、現地政府、現地経済団体との交流や、前述のABE Initiativeへの取り組みなどを通して、アフリカビジネスの次世代を担うキーパーソンとの強力なネットワークは、2018年7月現在、44か国、約450名を数え、今なお拡大が続いているという。
両社は連携してアフリカへのビジネスマッチングツアーを開催し、CSV(共通価値の創造)型ビジネスを検討する企業に対し、マーケット情報の収集、ニーズ発掘、ビジネスパートナー候補との面会などの機会を提供するという。
アフリカへのビジネスマッチングツアーでは、PwCサステナビリティとDMM.comが互いの知見、経験を持ち寄り企画。単なる現地視察で終わるのではなく、具体的なビジネス化検討につなげることを目的とし、現地のエコシステムを支える主要な地場プレーヤーと連携し、最先端の情報やインサイトを提供する。アフリカを取り巻くリープフロッグ事例の視察、現地スタートアップ/スケールアップとのピッチコンテスト、有力な現地中堅企業/大企業とのビジネス面談、現地の最先端テックイベントへの参加などのプログラムを用意する。
PwCサステナビリティとDMMは本ツアー開催を契機として、アフリカにおけるCSVビジネスを検討する企業への協働での支援を開始し、現地の社会課題解決への貢献を目指す。
詳しくは以下のリリースをご覧ください。
https://www.pwc.com/jp/ja/press-room/africa190213.html
なお、PwCとDMM.comは、2016年1月にロボティクスの分野での協業の発表を皮切りに以下のようなリリースがこれまで報じられてきている。