2016.03.15 電通、北米のデータアナリティクス専門コンサル会社を買収
3月11日、広告代理店大手の電通は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」を通じて、北米のデータ・アナリティクス専門のコンサルティング会社「Cardinal Path Holding Company」(以下「カーディナル・パース社」)の株式100%を取得することに同社株主と合意したと発表した。
カーディナル・パース社は2011年設立。ビッグデータの分析とコンサルティングやソリューションに強みを持つ。
傘下にカナダ法人と米国法人を持ち、77名の従業員を抱えている。2015年の収益は、約13億円。
今日の広告コミュニケーション・ビジネスにおいて、ビッグデータ分析に基づく、より精緻で効果が見込めるプランニングや施策の重要性が高まってきたことが挙げれ、買収により、電通グループはデータ・ソリューション力の強化により、北米における既存顧客へのサービス向上と新規顧客の開拓を狙うということだ。
具体的にはカーディナル・パース社は
①クライアント企業内に分散して存在するデータを整理
②データから読み取れる企業課題を抽出
③多様な外部オーディエンスデータを掛け合わせての統合分析、
④コンサルティングおよび各種ソリューション施策の実施とその検証
という4つのプロセスで質の高いサービスを提供しているという。
詳しくは以下のリリースをご覧ください。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/0311-008708.html