2014.11.10 GCAサヴィアン、TC Capital との戦略的業務提携およびシンガポール現地法人設立を発表。
11 月 10 日、GCAサヴィアン(代表取締役 渡辺章博氏)は、東南アジアでの更なる体制強化のため、シンガポールの独立系投資銀行である TC Capital Pte. Ltd. (以下”TCC”)との間で東南アジア企業と日本企業によるクロスボーダーM&Aに対するアドバイザリー業務で協働するための戦略的業務提携契約を締結したことを発表。また同時にシンガポールに現地法人(100%子会社)を設立することを発表した。
TCCはアジア全域でMA,PEマーケットのアドバイザリーサービスを提供する独立系投資銀行
TC Capitalはシンガポールを本拠地とする独立系投資銀行であり、Tommy Tan 氏及び Ravi Chidambaram氏により 2002 年に設立された。東南アジア、インドを含むアジア全域において、M&A及びプライベートキャピタルマーケットに関わるアドバイザリーサービスを提供している。
TCCは過去にも日本企業が関連する取引のアドバイザリーを手掛けてきた
TCCが過去に実施した日本企業が関係する主なアドバイザリー実績としては、住友生命によるベトナム Bao Viet Holdings への資本参加、カヤバ工業によるインド Conmat Systems の買収、みずほコーポレート銀行と Viet Comm Bank(ベトナム最大級の国営商業銀行)との資本・業務提携、HSBC Private Equityが保有するシンガポール Modern Asia Environmental Holdings の DOWA グループへの売却等があるという。
協業により、日本と東南アジアのクライアントに対して新たなクロスボーダーM&Aの機会を提供
本提携契約の締結により、TCC とGCAサヴィアンは戦略的提携パートナーとして協働。両社が有するM&Aの専門知識やノウハウ、現地での様々な業界の事情、また長年にわたる取引先との緊密な関係を結集し、日本と東南アジアのクライアントに対して新たなクロスボーダーM&Aの機会を提供する。
詳しくは以下のリリースをご覧ください。
https://ircms.irstreet.com/contents/data_file.php?template=39&brand=223&folder_contents=27555&src_data=165880&filename=pdf_file.pdf