2014.10.18 タワーズワトソン、M&Aにおける「キー人材の継続雇用契約」に関するグローバル調査の結果を発表。
タワーズワトソンは10月16日に最新の2014グローバルM&Aリテンションサーベイを発表した。これは、買収または合併時におけるリテンション契約の内容、活用また有用性について調査分析を行っもの。重要な社員を引き留めるためにM&A遂行時に企業がとった戦術を分析し、リテンション契約の有効性を評価している。
リテンション契約=有能な人材の流出を防ぐため継続雇用契約
リテンション契約とは合併及び買収(M&A)を行う企業が行う、有能な人材の流出を防ぐため継続雇用契約のこと。合併及び買収(M&A)を行う企業の大多数がこの契約をを活用しているという。
同調査では、リテンション期間終了前に退職した社員の主な退職事由は、組織文化の変化に対する懸念がある点や、M&Aにおける主要人材の引き留めの重要性や、リテンション契約の対象となる候補者を特定することの重要性、案件の規模(=買収価額)が大きいほど、リテンションを目的とした金銭報酬の買収価額に占める比率が相対的に小さいこと、可能な限り早期に経営幹部とリテンション契約を結び、彼らを巻き込むことで、プロセス全体を通して経営幹部を案件に関与させるが可能になるため、リテンションはまず経営幹部から始めるべきなど、契約のプロセスに関する調査結果からの言及がなされている。
詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。
http://www.towerswatson.com/ja-JP/Press/2014/10/cash-bonuses-important-in-m-and-as-but-only-part-of-equation-to-retain-key-talent