2013.06.22 アビームとモンテディオ、共同記者会見。8月に新会社設立へ。
6月17日のアビームコンサルティングとサッカーJ2モンテディオ山形を運営する山形県スポーツ振興21世紀協会は共同で記者会見を行ったもよう。この様子について山形新聞などが詳細に報じている。
記事によると、両社は8月をめどにチーム経営に関わる株式会社を設立するとのこと。現在モンテディオの施設がある天童市の総合公園についての指定管理者に指定されることを目標とする。
会見の中でアビームコンサルティングの松田智幸執行役員は、現在の協会に足りないものは「試合の運営だけで精いっぱいという印象。観客増などを考える企画部門が弱いと思うので、そのピースを埋めたい」と述べたとのこと。同社は、ノウハウを生かし業務の効率化と収益拡大、観客のリピート率向上に努めて、数年の内には財政基盤を現状の10億円から2倍規模に拡大させたい考えだ。
先日も、このニュースを一報としてお伝えし、ドイツではローランドベルガーが、香川真司が所属したボルシアドルトムントを支援したケースも紹介した。今回の注目が集まる中、情報を公にした状態で、コンサルティング会社がスポーツチームを支援するという取り組み。コンサル業界の新たな支援先市場としてスポーツ業界が今後盛り上がってくるか?を決める試金石ともなろうかと思うので、是非上手くいってくれることを本編集部としては願っている。いずれにしても注目の取り組みである。詳しくは以下のサイトをご覧ください。
http://yamagata-np.jp/news/201306/18/kj_2013061800471.php