2017.11.15 チェンジ神保吉寿氏(アクセンチュア出身)
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コンサルグファームを卒業後に「起業」にチャレンジしている人は多い。
本特集「コンサルティングファームを経た起業家たち」では、コンサル出身の起業家を詳細に紹介します
神保吉寿氏のプロフィール
アクセンチュアの同僚たちと創業
チェンジの神保吉寿氏は岡山市出身、岡山大学法学部を卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。IT企業「ジェイワールド」(現SCSK株式会社)入社、2001年に独立してフリーコンサルタントとして活動。その際に、日本の人口が減少して将来的に日本の生産力が低下することを強く認識。社会問題に直面する日本の社会をより良い方向に導くことを意味する「Change People, Change Business, Change Japan」をミッションに掲げ、2003年4月にチェンジ設立にいたった。
チェンジ創業時には、志に賛同してくれたアクセンチュアの福留大士、伊藤彰、金田憲治、石原徹哉の4氏が合流した。また、設立から2年後にも同僚の高橋範光氏が加わった。
チェンジのサービス
主力事業はIT教育からNEW-ITトランスフォーメーションへ
チェンジは設立当初は、コンサルティングファームの下請け業務を行ってきたが、人の変革を目指してIT技術者教育に力を入れるようになる。現在は、 AI(人工知能)、IoT、ビッグデータ解析なども活用してクライアントの業務改革に取り組む「NEW-ITトランスフォーメーション」が主力になっている。
NEW-ITトランスフォーメーション事業は4つのサービスラインで構成。ライン毎に顧客の業務改革を実現するためのツール・ノウハウを有しており、顧客のニーズに基づいてこれらを組み合わせることで包括的に顧客の要望に合致したサービスが提供可能としている。
■ Mobile & Sensing Application:データ入力・参照及び意思決定デバイスとしてのモバイル活用とセンサーなどを用いた自動データ収集の仕組みの構築運用。
■ Enterprise Security & Infrastructure:クラウドや仮想技術などを用いたITインフラ刷新およびセキュリティルールの設定・モニタリング
■ Analytics & IoT:IoTを活用したオペレーション・ビジネスモデルの再構築及びビッグデータの解析・活用
■ Next Learning Experience:IT事業者のNEW-IT化支援及びNEW-ITを実現する人材のための次世代型学習プログラムの提供
(同社WEBサイトより)
チェンジの今後の展望
パートナーをIPO支援でNEW-ITを市場に浸透させる
2003年4月に資本金650万円で設立。その後は何度かの増資を行い、2016年には同6850万円、東証マザーズ上場を果たしている。
NEW-ITトランスフォーメーション事業のパートナーとなるベンチャー企業のIPOに向けた支援プログラム「IPOアクセラレーション・プログラム」を開始、2017年3月~2019年3月までの2年間に総額10億円を上限に、IPO実現の加速を支援。これによってNEW-ITを市場に浸透させていくことを狙っている。
出典:同社公式サイト
出典:ビッグライフ21神保氏インタビュー
http://www.biglife21.com/companies/13820/l
出典:アントレペディア
http://entrepedia.jp/people/P-001035/l