2017.08.07 KPMGの概要
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特徴
- KPMGは、世界152カ国のメンバーファームに約189,000名のプロフェッショナルを擁するグローバル企業。
- PwC、デロイトトウシュトーマツ、EYと並び世界4大会計事務所の一社であり、監査、税務、アドバイザリーサービスを提供するプロフェッショナルファームである。
- 日本ではKPMGジャパンがサービスを提供しており、監査、税務、アドバイザリーの3つの分野にわたる7つのプロフェッショナルファームによって構成される。
- そのうちコンサルティングサービスは、KPMGコンサルティングが担っており、主にビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの分野から顧客をサポートしている。
展開サービス領域(コンサルティング事業)
- KPMGコンサルティングは、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの3分野を中心に豊富な経験とスキルを有する。
- その他にも、グローバル化支援や海外子会社管理、デジタル化支援、RPA導入支援、データアナリティクス高度化支援、TOM構築支援、サイバーセキュリティ対応、GDPR対応、FinTech関連支援などの領域でもサービスを提供。
- 事業変革の分野では、ストラテジー&オペレーション(事業戦略策定など)、ファイナンシャルマネジメント(経営管理、財務経理プロセス最適化など)、組織・人材マネジメント(風土・意識改革支援など)を展開。
- テクノロジートランスフォーメーション分野では、IT戦略策定などを行うITプランニング&アーキテクチャデザインや、ITガバナンス&プログラムマネジメント、デジタルトランスフォーメーション(AI、IoT、ロボティクス等含む)、エンタープライズソリューション導入支援を展開。
- リスク&コンプライアンス分野では、ガバナンス/内部監査/内部統制、海外グループ管理、ITリスク管理、サイバーセキュリティアドバイザリーに実績を持つ。
組織・事業規模
- KPMGは、世界152カ国のメンバーファームに約189,000名のプロフェッショナルを擁し、254.2億米ドルの総収入を上げる(2016年9月30日現在)。
- KPMGのグローバルネットワークは、独立した各国のメンバーファーム(法律上独立した別の組織体)がスイスの組織体であるKPMG International Cooperative(KPMGインターナショナル)に加盟する形で構成されている。
- KPMGジャパンは、あずさ監査法人、KPMG税理士法人、KPMGコンサルティング、KPMG FAS、KPMGあずさサステナビリティ、KPMGヘルスケアジャパン、KPMG社会保険労務士法人の7つのプロフェッショナルファームによって構成される。
- KPMGコンサルティングは、東京事務所(大手町)を始め大阪と名古屋にオフィスを構える。
歴史
- 1987年にPeat Marwick International(PMI)、Klynveld Main Goerdeler (KMG)、およびそれらのメンバーファームの合併により誕生。KPMGという名前は、主要な創設メンバーのイニシャルによって形作。(Klynveld、Peat、Marwick、Goerdeler)
- 1870年、William Barclay PeatがロンドンにPeat & Co.を設立
- 1897年、James MarwickがニューヨークにMarwick, Mitchell & Co.を設立
- 1917年、Piet KlynveldがアムステルダムにKlynveld Kraayenhof & Coを設立
- Reinhard Goerdeler博士は国際会計士連盟の初代理事長であり、KMGの会長を歴任し、Klynveld Main Goerdelerの合併の基礎を築く
- 2014年、KPMGジャパンがアドバイザリーサービスの提供体制を一段と強化するために「KPMGコンサルティング株式会社」を設立
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<各創業メンバーの歴史>
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