2017.09.29 michi中崎瞬氏(アクセンチュア出身)
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コンサルグファームを卒業後に「起業」にチャレンジしている人は多い。
本特集「コンサルティングファームを経た起業家たち」では、コンサル出身の起業家を詳細に紹介します
中崎瞬氏のプロフィール
東大大学院、アクセンチュアを経て、フーモア、michiと連続で起業
michi中崎瞬氏
michi(ミチ)代表取締役社長の中崎瞬氏。横浜国立大学工学部、東京大学大学院(精密機械工学専攻)卒。2009年から2011年までアクセンチュアでコンサルタント。アクセンチュアの同期・芝辻幹也氏とマンガイラスト会社「フーモア」を創業。2012年、芝辻氏に会社を譲り、ミチを創業した。
BtoCでビジネスがしたいと考えて独立。独立後は何をネタに起業するか、なかなか決められずに悩んでいた。しかし、フェイスブックでネイルの写真を発信すると、海外からの反響が大きく「ネイルチップで世界一になる」という目標を掲げてミチを設立した。2013年1月から海外向けに展開を始めた。
ミチのサービス
クラウドソーシング活用で低コスト高品質のネイルチップ(付け爪)提供
日本製ネイルのレベルの高さは海外で受けることはわかったものの、海外市場攻略の戦略が見えないことから、一旦は国内市場に専念することに決めた。国内では約37万人と言われるネイリストが存在するため、その力をクラウドソーシング経由で活用することで低コスト高品質をさらに追及することに努めた。毎週火曜日、金曜日に新作を発表し、質量ともに充実したラインナップとなっている。
「オープンネイル」という3Dスキャン&3Dプリントの技術を活かした、カスタムフィットのサービスも展開している。これは東芝とのコラボレーション事業で、ユーザーが来店し爪の形状を登録。その後は来店不要でインターネット上から、自身の爪にフィットするネイルチップを注文することができる仕組みとなっている。
(同社WEBサイトより)
ミチの今後の展望
アイスタイルと資本業務提携して世界一を狙う
2014年9月にアイスタイルから将来性を評価され、資本業務提携を締結した。調達金額は非公開。中崎氏は「アイスタイルとのシナジー効果は大きい」と語っており、アイスタイルから大小に至るまで様々なアドバイスを受けている。
今後はネイルチップだけではなく、指輪やブレスレットなどにハンドメイド製品を拡大していくことを考えている。そして、IPOから当初の目標のとおり世界一を目指す。
出典:同社公式サイト
出典:中崎瞬氏フェイスブック
https://ja-jp.facebook.com/shunberobellol
出典:アイスタイル
http://www.istyle.co.jp/press/2014/09/ec_15.htmll
出典:東芝
http://www.toshiba-clip.com/detail/2887/2l
出典:起業.TV
http://kigyotv.jp/interview/michi/l