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2016.04.25 DeNA南場智子氏(マッキンゼー出身)

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南場智子氏のプロフィール

マッキンゼー、ハーバードMBAを経て起業

DeNA設立者の南場智子氏は、1986年に津田塾大学を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。1990年、ハーバード・ビジネス・スクールにてMBAを取得し、1996年にはマッキンゼー社パートナー(共同経営者)に就任。3年後に同社を退社した後、株式会社ディー・エヌ・エー(以下DeNA)を設立。代表取締役社長に就任した。2011年には代表取締役社長を退任し、2015年6月に取締役会長に就任。

マッキンゼー時代にインターネットビジネス研究リーダーを務めた経歴を持ち、DeNAの設立当初にはインターネットオークションに注目していたという。

 

出典:同社WEBサイト http://dena.com/jp/company/

DeNA社のサービス

モバイル端末向けサービスを強みに、多岐に渡るインターネットサービスを提供

南場智子氏が設立したDeNA社は、ゲーム事業を主軸としつつ、Eコマース、エンターテイメント、ユーザー同士のコミュニケーションなど、モバイル端末向けのサービス提供を強みに多岐に渡る事業を展開。主力サービスである「Mobage(モバゲー)」では、1,000種類以上のゲーム、小説や占いなどのエンターテインメント、日記やサークルなどのコミュニティ機能、ニュースなどの便利ツールを含む幅広いサービスを提供するモバイル端末向けソーシャルゲームプラットフォームを開発・運営。

また、創業時から展開するEコマース事業は「DeNAショッピング」などを展開。トレンドファッションからコスメ、雑貨、日用品、グルメなど、1,100万品以上のアイテムを取り揃える。その他にも特定ユーザー層(「トレンドに敏感な女の子」)を対象にしたキュレーションサービス「MERY」なども展開。同サービスは、2015年7月のサービス開始から10カ月で500万ダウンロードを記録するなど、注目を浴びている。

また同社は、インターネットサービス以外にも、ベンチャーへの投資、球団運営などの事業を展開。ベンチャー投資では、NEXTプラットフォーム、NEXTテクノロジー、リアル産業構造変革の三つの領域に絞り、重点的な投資・支援を行うことでインターネット・モバイルの分野におけるイノベーション促進を目指す。

DeNAアプリ

 

出典:同社WEBサイト http://dena.com/jp/services/service.html

事業拡大に向けての動き

ゲーム事業強化に加え、多様な事業展開を目指す

同社は中長期的な成長を見据え、主力のゲーム事業の強化に加え、海外事業の収益力強化への取り組みや、収益基盤の多様化に向けた新規事業への取り組みなどに注力している。

新規事業セグメントには、キュレーションプラットフォーム事業や、IP(知的財産)創出プラットフォーム事業、ヘルスケア事業などが含まれる。同セグメントでは、利用者数の増加基調により広告収入等などの成果が見られるキュレーションプラットフォーム事業を、次の柱となる事業として特に注力するという。

 

(2016年4月 コンサル業界ニュース編集部によるまとめ)

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