2017.09.29 クラウドポート柴田陽氏(マッキンゼー・アンド・カンパニー出身)
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コンサルグファームを卒業後に「起業」にチャレンジしている人は多い。
本特集「コンサルティングファームを経た起業家たち」では、コンサル出身の起業家を詳細に紹介します
柴田陽氏のプロフィール
東大、マッキンゼー・アンド・カンパニー出身。計4社を起業したシリアルアントレプレナー
クラウドポート柴田陽氏
クラウドポート柴田陽氏。1984年山形県生まれ、2007年に東京大学経済学部を卒業、マッキンゼー・アンド・カンパニー出身。バーコード価格比較アプリ「ショッピッ!」をはじめ、タクシー配車アプリ「日本交通タクシー配車」「全国タクシー配車」、店舗集客サービス「スマポ」などヒット作を次々と世に送り出した。3つの会社を創業・売却。2016年11月に4社目の起業となるクラウドポートを、サイバーエージェント出身の藤田雄一郎氏とともに創業した。
ソーシャルレンディングサービス「クラウドポート」を2017年2月から正式にスタート。ソーシャルレンディングとは個人投資家と資金需要のある法人をオンラインでつなぐ、フィンテックの一分野。
柴田氏がしばらく米国でベンチャー企業を相手にエンジェル投資家をしていた頃、ソーシャルレンディング業者への投資も経験。まだ普及していない日本でも、多くの人に対して投資機会を提供したいと考えた。そのため誰でも簡単に比較ができるサービスの立ち上げを思いつき、現在のクラウドポートの提供に至っている。
クラウドポートのサービス
国内初のソーシャルレンディング専門サイト
ソーシャルレンディングは利回りが高く、少額から始めることができるために魅力的で、その市場は米国ではすでに7兆円以上に成長している。一方で、日本では情報があまりにも少ないために、個人投資家の参入は少なかった。クラウドポートは、日本国内のアクティブなソーシャルレンディング事業者の多くをカバー。利回り、運用期間などの募集条件を簡単に比較できるサービスを提供することで普及を目指していく。
また、クラウドポートニュースというソーシャルレンディグの情報メディアも運営。ソーシャルレンディグの選び方のコツや、業者や個人投資家へのインタビュー記事を掲載し、情報提供を行っている。
(同社WEBサイトより)
クラウドポートの今後の展望
目指すは「ソーシャルレンディング版のブルームバーグ」
日本での市場規模はまだ500億円程度で、米国の7兆円とは比較にならない。しかし、クラウドポートは継続的に魅力を伝えていくことで、日本市場の規模を10倍以上に拡大できると考えており、今後も普及に努めていく。
ソーシャルレンディング版のブルームバーグが今後の目標だという。
出典:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000023781.htmll