2020.10.02 マッキンゼー、日本企業がDXを成功させるために必要なこと
昨今、新型コロナウイルス感染症の影響により、デジタル変革が求められる中、マッキンゼー・アンド・カンパニー(以下、マッキンゼー)は、デジタルにおける世界と比べた日本の特徴や、今後日本がDXを推進していくためにどうあるべきか、などをまとめたレポート「【マッキンゼー緊急提言】デジタル革命の本質:日本のリーダーへのメッセージ」をリリースした。
▪日本の立ち位置
新型コロナウイルス以降の日本のデジタル・非接触型サービスの利用状況は、アメリカや中国のみならず、ヨーロッパ各国や韓国、インドと比べても低い。デジタルサービスの拡大・展開が十分にできていないことが分かる。しかし、日本企業がデジタル変革を進める上で、抱える大きなハンディキャップが3つある。
①社内のデジタル人材不足
②社長の年齢と在任期間
③外部の人材が活躍しにくい組織文化
▪日本企業はどう変わるべきか
マッキンゼーがこれまでDXによる、大規模な企業先覚を成功させた事例を参考にすると、日本企業が目指すべき状態は、トップ経営層がデジタルを使ったビジネス変革の必要性を認識し、実行にコミットしており、デジタルへの投資(人間・人材・テクノロジーなどの投資)に対して、全社の投資の50%以上を割り当てている状態である。
▪日本企業が壁を乗り越え、DXを成功させるための鍵
日本企業がDXを成功させるために乗り越えるべき課題として、先述した3つのハンディキャップがある。これらのハンディキャップを乗り越え、DXを成功に導くために重要となる鍵が4つある。
①経営トップを巻き込んだDXの着火
②事業ドリブンでのインパクトを意識した取り組みの設計
③持続的な進化に向け、デジタルの組織能力を社内に構築
④DX1年目を絶対に成功させ、モメンタムを醸成する
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