2013.06.25 ローランドベルガーパートナー菊地氏、連続コラム「通信のゆくえを追う」を開始
ローランドベルガーは自社HPにて、同社パートナーの菊地泰敏氏がオンラインメディアZDNetで「通信のゆくえを追う」との連載を開始したことを発表した。
6月20日付で掲載された連載第1回タイトルは「競争か協力か‐‐通信キャリア、OTT陣、端末メーカーの微妙な関係」。記事の中で氏は、「今後、キャリア、OTT、端末ベンダーはどのように競争を繰り広げていくのか」という問いについてそれらは競争し合うのではなく、協調しながらのポジション争いになるとの見解を述べた。
ここで、OTTという言葉は聞きなれないかもしれないが、これはOver The Top(Player)の略であり、Facebook、LINE、Skypeなどのアプリケーションプロバイダーのことを指している。過去はドコモ、KDDI、ソフトバンクなどのキャリアと端末ベンダーの主導権争いであったが最近は業界を語るのに、このOTTが見逃せない。今後、連載ではそうした三者の協調と競争関係を解説していくとしている。
今回はキャリア(NTT、KDDI、ソフトバンク)の苦悩についての考察を行い、一見増収と思われるNTTやKDDI、ソフトバンクなどは、実際は複数のネットワークを運用して行くことが負担になっており、コスト・オペレーションが大きくなる一方でOTTとの競争なども激化し「キャリアは苦悩している」と述べた。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
http://japan.zdnet.com/mobile/sp_13communication/35033499/