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2018.08.02 KPMGコンサル、慶應SFCで eSportsマネジメント人材育成を目指した講座を開設

KPMGコンサルティング株式会社は、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)でeSportsマネジメント人材の育成および先進テクノロジーの解析手法のeSportsへの活用などに関する寄附講座「eSports論」を開講する。

近年、国内でも急速に注目度が高まりを見せるeSportsは、競技人口の増加とともに今後スポーツ産業として発展していくうえで、マネジメントにかかわる人材の不足が懸念されている。

新たな企業の参入のほか、プロチームの発足や大規模イベントの開催など、新しいスポーツ産業としてeSportsが今後発展するうえで、チームや大会運営者の透明性の確保や海外の団体との連携など、マネジメントを担う人材の育成は必要不可欠となることが想定される。

KPMGコンサルティングでは、6月にeSportsアドバイザリーサービス開始。今後2年で売上5億円を目指すと発表していたが(下部のリンクを参照)、esportsでのイニシアチブをとることを狙っているようだ。

寄付講座の「eSports論」では、KPMGコンサルティングが豊富な知見を有する「データアナリティクス」「AR(拡張現実)/VR(仮想現実)/MR(複合現実)」などの先端テクノロジーとeSports競技の融合をテーマに講義を実施。「スポーツ産業とeSports」「ゲームコンテンツ・エンターテインメント産業とeSports」「イベント・スポンサーシップとeSports」「マスメディア・コミュニケーション・ファン・プレイヤーとeSports」などの研究テーマを取り上げるほか、 米国やヨーロッパ、アジアにおけるeSportsの最新事情や事例調査、ケーススタディの作成を通して、日本ならではの新しいeSports競技の創出を目指すという。

詳しくは以下のリリースをご覧ください。
https://home.kpmg.com/jp/ja/home/media/press-releases/2018/07/esports-keio-university.html

KPMG、eSportsアドバイザリーサービス開始。今後2年で売上5億円を目指す

KPMG、eSportsアドバイザリーサービス開始。今後2年で売上5億円を目指す

またコンサルティング会社が大学に講座を持つ動きも過去にいくつか見られたので、いかにリンクを掲載しておく。

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