2018.06.21 デロイトが「モニター デロイト」ブランドによる戦略コンサルサービスを日本で開始
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社は、2018年6月20日から「モニター デロイト」ブランドによる戦略コンサルティングサービスを展開することを発表した。
モニター デロイトとは?
元々、「モニターグループ」は、競争戦略で有名なマイケル・ポーターに代表されるハーバードビジネススクールの教授陣によって1983年に設立された戦略コンサルティングファームだった。
グローバルでの動きになるが、2013年にデロイト・トウシュ・トーマツが、この「モニターグループ」を買収。買収後、人員及び業務をデロイト・トウシュ・トーマツへの事業移管し、Monitor Deloitteという新たなブランド名で戦略コンサルティングサービスを提供していた。
ただし、これはグローバルの話。日本ではモニターグループは、買収の際に撤退していた。
戦略の進化を加速させるためのサービスとして展開
今回、日本においても、改めてデロイトトーマツコンサルティングが戦略コンサルティングサービスを提供するブランドとして「モニター デロイト」を展開。日本市場において「戦略の進化」を大幅に加速させるためのコンサルティングサービスの提供をを開始する。
詳しくは以下のニュースリリースをご覧ください。
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20180620.html
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改めて会計系総合ファームであるいわゆるBIG4の戦略部門について目を向けると、戦略ファームの買収による戦略プラクティスやブランドの確立という類似の動きがみられる。
PwCは2014年に戦略ファームのブーズ&カンパニーを傘下に収め、Strategy&として戦略コンサルティングを開始。また、EYにおいては2014年にパルテノングループを傘下に収めていたが今年3月に「EYパルテノン」を日本に発足し、サービスを開始していた。
【ブーズ・アンド・カンパニー】→【Strategy&(ストラテジーアンド)】に。日本では「プライスウォーターハウスクーパース・ストラテジー株式会社」に社名変更。