2018.04.30 外資戦略コンサル、グローバルTOPが交代が相次ぐ
ベイン・アンド・カンパニー、A.T.カーニー、マッキンゼーの外資系戦略ファーム3社は、次期グローバルのマネージングパートナーを発表。ベインは3月、A.T.カーニー、マッキンゼーはそれぞれ5月、7月から新体制をスタートする。
◆ベイン・アンド・カンパニー
ベイン・アンド・カンパニーは、マニー・マセダ氏を新しいワールドワイド・マネージング・ディレクター(グローバルの代表者)に選任し、2018年3月1日付で着任した。マセダ氏は、二期・三年任期を務めたボブ・ビーチェック氏の後任を務める。
マセダ氏は米国で生まれ、フィリピンで育ち、マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院で経営学修士号を取得。1988年にベインに入社し、企業買収・合併、デジタルトランスフォーメーション、組織、業績改善、戦略、ベインの独自の変革管理プロセスであるResultsDelivery®などを含むフル・ポテンシャル・トランスフォーメーションを専門としていて、エネルギー、小売、工業製品、金融サービス、テクノロジー、プライベートエクイティなど、幅広い業界のクライアントでの実績を有している。
詳しくは、以下のリリースをご覧ください
http://www.bain.com/offices/tokyo/ja/press/bain-elects-manny-maceda-tokyo.aspx
◆A.T. カーニー
A.T. カーニーは3月21日、グローバルの次期マネージングパートナーおよび議長にアレックス・リュー(Alex Liu)氏を選出したことを発表した。任期は、2018年5月1日から3年間。リュー氏は、2013年1月より同職を務める現任のヨハン・オーリック氏の後に続き、同社にとって9番目のマネージングパートナーとなる。
リュー氏は、1996年にパートナーとしてA.T. カーニーに入社して以来、通信・メディア・テクノロジー産業の大手企業のCEO、リーダーシップチーム、取締役会のアドバイザーとして、50カ国以上で勤務。リュー氏はこれまで、A.T. カーニーのグローバルにおける通信・メディア&テクノロジープラクティスおよび取締役会のリーダーを務めてきたほか、2015年には「コンサルティング・マガジン」誌によるトップ25コンサルタントにも選ばれている。
詳しくは、以下のリリースをご覧ください
http://www.dreamnews.jp/press/0000170686/
◆McKinsey&Company
マッキンゼーは2月25日、新しいグローバルマネージングパートナーとしてKevin Sneader氏が選出されたことを発表した。ケビン氏は、同社の560人以上のシニアパートナーによって選出され、2018年7月1日から3年間の任期を迎える。マッキンゼーは1926年の設立以来、12番目のパートナーとなる。
ケビン氏(51歳)はマッキンゼー入社以来、北京、パリ、香港、米国で勤務。マッキンゼーのワシントンDC、ニュージャージー、フィラデルフィアでマネージングパートナーを務めた後、2014年に英国とアイルランドのマネージングパートナーを歴任。消費財、小売、医療、および公共セクターを含む幅広い業種で活躍し、現在は、香港を拠点とするマッキンゼーのアジア地域責任者を務めている。
同社は、現グローバルマネージングパートナーのDominic Barton氏の9年間の在任期間中、同社は革新と成長を加速し、2007年に1,100人のパートナーから現在2,000人以上に拡大し、65カ国の127都市にオフィスを構えている。
なお、グローバルマネージングパートナーの候補者は、マッキンゼーのシニアパートナーによって推薦され、パートナーの選出は、独立した第三者会社によって行われた。選挙は、(投票資格を持たない)会社の元シニアパートナーから構成された選挙管理委員会によって監督され、管理パートナーとしての資格を持たない会社や現在のシニアパートナーと連携して行われた。
詳しくは、以下のリリースをご覧ください
https://www.mckinsey.com/about-us/media-center/press-release-kevin-sneader