2018.04.03 2014年にEYが買収した戦略コンサルを軸とした「EYパルテノン」が日本でサービスを開始
EYトランザクション・アドバイザリー・サービス株式会社(以下「EYTAS」)は、2018年3月に戦略コンサルティングを提供するEYパルテノンを日本に発足し、サービスを開始する事を発表した。
主なサービス内容は、成長戦略、トランザクション戦略(M&A戦略およびコマーシャル・デューデリジェンス、PMI等)、オペレーション戦略(コスト削減、マーケティング、プロセス改善等)を中心とした戦略コンサルティングサービスで、ライフサイエンス、消費財、製造業、商社、プライベート・エクイティを中心に日本で展開するという。
パルテノンとは?
1991年設立された「パルテノン」を2014年にEYグローバルが買収。それ以降、EYグローバル・トランザクション・アドバイザリーサービスの傘下で、EYパルテノンとして米国、欧州、アジアなど35拠点で戦略コンサルティングを提供してきた。これまで日本ではEYTASにおける、コーポレート・ファイナンス・ストラテジー部門(以下、CFS)が、海外投資戦略の策定やポートフォリオ最適化などのアドバイスを行っていたが、EYパルテノンにCFSを統合し、人員を拡大しサービスの提供を行うとのこと。
EYパルテノンは、1,400人のプロフェッショナルが活躍をしているグローバル・ファーム。パルテノンの創設者のビル・アクティマイヤーが、EY パルテノンのリーダーとしてグローバル・チームを率いている。また、日本においては、高松越百(たかまつこすも)氏がリーダーを務めるということだ。
2014年EYがパルテノンを傘下に収めた年、PwCもブーズを傘下に
2014年にEYがパルテノンを傘下に収めたニュースは、当コンサル業界ニュースでも取り上げている。
当時も記載した通り、日本オフィスはないため、日本での知名度は高くなかった。2014年というと、PwCがブーズ&カンパニーを傘下に収めたのと同じ年である。
EYパルテノンについて、詳しくは、以下のリリースをご覧ください
https://www.eyjapan.jp/newsroom/2018/2018-04-02.html
また、EY PARTHENONのグルーバルでのページは以下になります。こちらもご参照ください。
http://parthenon.ey.com/po/en/home