2018.03.31 大和総研、タナベ経営とコンサルティング業務における相互協力を開始
株式会社大和総研と株式会社タナベ経営は3月30日、コンサルティング業務における相互協力に関する契約を締結し、今後連携を強化していくことを発表した。
大和総研は、様々な経営課題に直面する顧客の戦略を定めるためのロジックや、その背景となる事業評価等のファクト、定めた戦略を実行するための組織設計や人事制度等の策定に向けたノウハウをシームレスに提供し、実践的な「グループ経営・組織運営」にフォーカスしたコンサルティングを展開。
一方、タナベ経営は、日本のコンサルティングファームのパイオニアであり、コンサルティング領域はドメイン(事業領域)別、ファンクション(組織・経営テーマ)別、セールスプロモーション、アライアンス、人材開発等、多岐にわたる。また、全国において、地域密着型チームコンサルティングによりこれらの専門性を総合的に発揮。
両社は、得意とするコンサルティングメニューや主要な顧客層、サービスを展開する地域が異なるため、この度の相互協力は、お互いの強みや積み重ねてきた知見を活かすことにより、高度化・専門化するコンサルティングニーズへの対応力を強化する好機であるといえる。
今後は、お互いが持つコンサルティングメニューを双方の顧客へ提供することにより、顧客基盤の拡大とコンサルティングサービスの機能強化を図っていく考えだ。
詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください
https://www.dir.co.jp/release/2018/2018033001.html
タナベ経営は、設立60年を超える日経コンサルティングファームで1993年に上場している。従業員数約330名と小規模ながらも中堅・中小企業のコンサルティングに定評がある。こうしたファームが大手シンクタンクと手を組むケースは、業界として珍しく、新たな動きのきっかけとなるかもしれない。