2013.06.15 ローランドベルガー、2005年から6年間で香川真司も所属していたボルシアドルトムント再建に貢献し、チャンピオンに導く
先のニュースでアビームコンサルティングがモンティデオ山形の運営パートナーに選ばれたことを紹介したが、欧州でもコンサルティング会社がサッカーチームを支援した具体例が紹介されている。
それは、ローランドベルガーだ。ローランドベルガー社が発行している顧客向け冊子THINK ACTの2011年9月号によると、ドイツのサッカーチーム、ボルシアドルトムントの再建にローランドベルガーが関わったことが紹介されている。
記事によると2005年180万ユーロの赤字に陥ったが、6年後にターンアラウンド計画が成功し。2011年にはドイツリーグのチャンピオンになることができたという。長期の財政再建計画と、スポーツビジネスへの理解を通じ、モルガンスタンレーと共に再建計画を描き、素晴らしい仕事をしたとのこと。
ボルシアドルトムントと言えば、日本代表の香川真司が2年間所属したチームである。香川の獲得もその再建計画の一環であったかどうかは定かではないが、日本人選手獲得の裏で戦略コンサルティング会社や投資銀行の緻密な戦略の元、再建計画が進められていたことは興味深い。
いずれにせよ、今回運営パートナーとなったアビーム社がモンティデオ山形と、どのような戦略の元、強豪チームへの歩みを始めるかは興味深い。
なお、ローランドベルガーのケースは以下を参照ください。
http://www.rolandberger.com/media/pdf/Roland_Berger_The_business_of_goals_20130429.pdf