2017.10.27 PwCとDMMが協業。デジタル分野の新規事業開発と人材育成支援を開始
PwCコンサルティング合同会社と、株式会社DMM.comは、10月26日より、デジタル分野における「新規事業開発」ならびに「人材育成支援」での協業を開始したと発表。
PwCコンサルティングはDMMが運営する総合型モノづくり施設「DMM.make AKIBA」を活用し企業のデジタル分野における新規事業開発を支援する。また両社で同施設において法人向け研修サービスを提供。デジタル分野における人材開発・育成支援に取り組む。
「DMM.make AKIBA」はハードウェア開発・試作に必要な最新の機材を取り揃えた「Studio」、シェアオフィスやイベントスペースなどビジネスの拠点として利用できる「Base」で構成された、ハードウェア開発をトータルでサポートする総合型のモノづくり施設だ。
画像はDMM.comのプレスリリースより引用
PwCコンサルティングは、デジタル分野における新規事業の戦略立案からプトロタイピングといった実行段階まで、企業のIoT化をワンストップで支援しているが、本協業において、PwCコンサルティングは以下のサービスを提供
・デジタル技術を活用した新規事業開発支援
・デジタル技術を活用したハードウェアの企画立案(IoTデバイス、ロボティクスなど)
・IoTに関する人材開発・育成支援、人材研修サービスなどをの提供(事業戦略、ビジネスモデル策定など)
また、DMMは、以下のサービスを提供することが発表されている。
・製品設計・試作検証に必要な設備を取り揃えた総合開発施設
・製品開発におけるプロトタイピングのサポート、受託企業(スタートアップから大企業まで)と、エンジニアやクリエイターのマッチング
・IoTに関する人材開発・育成支援、人材研修サービスの提供(IoTサービス設計、プロダクトマネジメントなど)
実はPwCとDMMが手を組むのは初めてではない。去年の1月にはロボティックス分野での協業を発表し、また、4月にはハウステンボスで実証実験を行うことが発表されていた。ロボットに続く第2弾の提供が、デジタルとなる。今後さらにDMMの事業との協業は続くのだろうか?こういったコンサル会社と異業種の協業については、今後もフォローしていきたい。
さらに詳しくは、以下PwCのリリースをご覧ください。
https://www.pwc.com/jp/ja/press-room/collaboration-start171026.html
参考記事1:2016.01.15 PwCとDMMが、ロボティクス分野での協業を発表
参考記事2:2016.04.01 PwCとDMMのロボット分野での協業、ハウステンボスで実証実験