2016.10.07 シグマクシス、ベンチャーキャピタル事業に参入
10月7日、シグマクシスは、ベンチャーキャピタル事業に参入することを発表した。
ベンチャーキャピタルとの協業で、AI、フィンテック、ビッグデータなどデジタル領域での事業拡大を目指す。
SPCを通じた、株式会社SXキャピタルへの出資・資金提供
シグマクシスは、今回の参入においてSPCを通じた株式会社SXキャピタルへの100%出資、資金提供、業務提携する形態をとる。
株式会社SXキャピタルは、イーソリューションズとインテックが出資し投資事業を行っていた株式会社インテック・アイティ・キャピタルが9月末に商号変更を行った会社。同社は2000年8月より投資事業を行ってきていた。
提携の概要(同社、下記プレスリリースより引用)
20億円の2号ファンドを運営中で、2017年には3号ファンドの組成も検討
SXキャピタルは、ITサービス領域のベンチャー企業を投資対象とした、総額20億円の2号ファンドを2008年1月より運営している。株式会社ワイヤレスゲートや株式会社メタップスといった上場企業を輩出する実績を持つ。
SXキャピタルの過去の投資実績はこちら。
http://sxcapital.jp/jp/portfolio.html
今後、シグマクシスとの提携のもと、AI、フィンテック、ビッグデータ等の先進デジタル領域のベンチャー企業に対する、3号ファンドを2017年度中に組成する予定。
シグマクシスは、デジタルテクノロジーのビジネス活用の知見を生かして、3号ファンドの投資家や投資先企業の発掘、および投資先企業の価値向上に向けて、SXキャピタルと協業。
シグマクシスは、SPCの優先株式および社債の取得により、同社を通じてSXキャピタルの利益配当の50%程度を得ることになる。
既に行っている事業投資を、より積極的に取り組むことに
シグマクシスは現在、コンサルティングサービスの提供に加えて、株式会社MCデータプラスや株式会社ローソンデジタルイノベーションをはじめとする、デジタルテクノロジーを活用して事業を展開する企業各社に事業投資を行い、その運営を行っていた。
今回のSXキャピタルとの提携を機に、デジタル時代における企業のさらなる競争力向上に向けて、ベンチャー企業への投資およびその事業運営支援にも、より積極的に取り組んでいくということだ。
詳しくは以下のリリースをご覧ください。
http://www.sigmaxyz.com/news/2016/1007