2016.08.29 PwCコンサルティングと電通デジタルが協業
PwCコンサルティング合同会社と、株式会社電通デジタルは、8月25日より企業のデジタル変革を支援するプログラムを共同で提供すると発表した。
PwCと電通デジタルは本プログラムにおいて、企業がデジタル変革を加速させるための役割として「CDO(Chief Digital Officer: 最高デジタル責任者)」を設定、その役割を担う次世代の経営者ならびにタスクフォースチームの育成を支援する。また、組織とプロセスを整備したうえで、CDOがビッグデータをもとに経営戦略の策定を行えるよう情報基盤を実装し、継続的なコンサルティングサービスを提供する。
図:デジタル変革推進プログラムの概要(プレスリリースより)
企業のデジタル変革支援において、PwCは、事業戦略策定や業務プロセス変革を支援する「経営戦略的アプローチ」に、電通デジタルはデジタルマーケティング領域における顧客体験設計やマーケティングプラットフォーム構築、運用などを支援する「マーケティングアプローチ」に、それぞれ強みを持っているため、両社のサービスを有機的に統合することで、より効果的・効率的に企業のデジタル変革を支援するということだ。
電通デジタルは、2016年7月1日に設立した電通グループのデジタルマーケティング専門の新会社。今年4月に600人態勢での始動が発表されていた。参考:https://pod.jp/consulnews/2016/04/19/dentsu_digital/
コンサルティング会社とBig4系のコンサルティング会社との提携発表が続くこととなった。先日7月28日にはEYアドバイザリーと博報堂DY子会社のDACとの協業が発表されたばかり。コンサル会社のデジタル分野への取り組みには今後とも注目したい。(参考:https://pod.jp/consulnews/2016/07/28/eya_dac/)
詳しくはこちらのプレスリリースからご覧ください。
http://www.pwc.com/jp/ja/japan-press-room/press-release/2016/pwc-digital160825.html