2015.08.25 PwC 、NPO法人ファザーリング・ジャパンが主宰する「イクボス企業同盟」に加盟
PwC Japanは、8月18日、特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパンの主宰する「イクボス企業同盟」に加盟したことを発表した。
「イクボス」とは、ファザーリング・ジャパンが提唱・推進している上司像のことで、職場で共に働く部下・スタッフのワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(男女共/経営者・管理職)を指す。
今回の加盟を機に、PwC Japan全体において、“イクボス文化”のさらなる浸透を図り、次世代リーダー育成の加速を目指すということだ。イクボス育成・周知に向けた今後の取り組みとして、イクボスの発掘とイクボスの行動に関する法人内従業員向けメッセージの発信、ファザーリング・ジャパン主催の「イクボスアワード」への応募、管理職研修における、継続的な啓蒙セッションの実施(イクボスのケーススタディの紹介)などを行っていくという。
PwC Japanでは、PwCグローバルネットワークのイニシアティブのもと、これまでも従業員の意識改革に積極的に取り組んできているとのこと。今回のイクボス企業同盟への加盟では、新しい時代にあったリーダー育成の取り組みをさらに進め、PwCカルチャーである『違いを認め価値を生み出すDiversity&Inclusion』の浸透を図っていくということ。会計・監査、コンサルティング、税務の各業界において初の参加ということだ。
ハードワークのイメージが強いコンサルティング業界各社において、ワークライフバランスや、ダイバーシティーへの取り組みが課題となっているなか、PwCの今回の発表は、他社が追随するような動きになるのだろうか。詳しくは以下のリリースをご覧ください。
http://www.pwc.com/jp/ja/japan-news/2015/fathering-boss150819.jhtml