2015.06.17 PwCとGoogle、グローバルでの協業に基づき、日本国内でのサービス提供開始を発表。
2015年6月16日、PwC Japanは、PwCが米国で発表したGoogleとのジョイントビジネスについて、日本国内の企業へのサービス提供を開始すると発表した。
2014年10月にPwCはグローバルでGoogleとの協業を発表していた。以下のリンクが当時の協業を報じる記事になる。
PwCとGoogle協業を発表【ニューヨーク発】https://pod.jp/consulnews/2014/10/30/pwcとgoogle協業を発表/(2014年10月30日)
Google関連事業の人員を50名に拡充し、売上15億円を目指す
PwC Japanは、あらた監査法人、京都監査法人、プライスウォーターハウスクーパース株式会社、税理士法人プライスウォーターハウスクーパースなどで構成されるが、PwC Japanは、今後3年間で、Google関連事業の人員を50名に拡充し、売上15億円を目指すとのこと。
本協業では、PwC Japanが提供するデータ分析やセキュリティ対策および業務改革などの支援ノウハウと、Googleによる高速・最新のクラウドサービスを組み合わせ、業務のあり方を変革しようとする企業に対し、課題の抽出から業務の変革・定着までを一貫してPwC Japanがサポートするということだ。
さらに、PwC Japanが持つ各業務で得た広範なデータをGoogleのクラウドサービスを使って解析し、変革の実現に向けた新たな知見を導き出すとのこと。PwC JapanとGoogleは協力して、企業がより効率的に技術と情報を有効活用し、世界を変化させるような企業活動を支援する。
ワークスタイル変革等の領域でサービスを開発、企業を支援
リリースによると、PwC JapanとGoogleは、既存のソリューションとともに、以下の3つの領域において新たなサービスを開発し、企業を支援するとしている。
1.PwC Japanのビジネスに関する知見と、Googleのクラウドベースの連携・生産性向上を実現するGoogle Appsを組み合わせ、「ワークスタイル変革」を志向する企業を支援します。企業の生産性を高め、顧客により効果的にサービスを提供し、社員同士のコラボレーションを深めることを目指す
2.PwC Japanの分析能力とGoogle Cloud Platformを合わせて用いることにより、企業は、技術と情報を最大限に活用し、競争力を高めることができます。新たなサービスを創出し、事業の改革や最適化を進め、顧客との結びつきを深め、カスタマーエクスペリエンスをより改善
3.新規参入者との競争や市場を一変させるような動きに適応するだけでなく、自らがイノベーションの旗手となるべく事業の新開発を模索する企業に対して、PwC JapanとGoogleは経営判断の後押しとなる適切なツールと知見により、確かな指針を提供
企業がクラウド化の歩みを加速させることで、ビジネススピードを増し、さらにデジタル時代に対応した事業変革の達成を支援するという。
詳しくは以下のリリースをご覧ください。
http://www.pwc.com/jp/ja/japan-news/2015/google-work-style150616.jhtml