2015.06.02 デロイトトーマツのCEOとDeputy CEOが、グローバルの新体制で重要な役割担うことを発表
6月1日、デロイト トーマツ合同会社はグローバル体制において、日本から2名が重要なポジションに着いたことを発表した。一人は、日本のCEOの天野氏がグローバルの副CEOに、もう一一人はDeputy CEOの小川氏がグローバルの地域統括担当およびアジア太平洋地域代表に就任したということだ。
デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(デロイト グローバル、以下DTTL)は新グローバルCEOにプニート・レンジン氏が就任し、6月1日より新たな体制がスタートしている。この新体制において、日本ファームからDTTL経営委員会に2名が参画。重要なポジションを担うこととなる。同社のリリースによると「日本は、かねてよりDTTLの主要メンバーファームとしてその役割を担ってきたが、今回の新たなグローバル体制には日本の役割の重要性の高まりが表れている」とのこと。
デロイト トーマツ グループCEOの天野太道氏は、DTTL経営委員会 副CEOに就任。引き続き日本のCEOとして経営委員会に参加することに加え、新たに副CEOのひとりとしてグローバルCEOのアドバイザーの立場から建設的な意見を進言する役割を担うという。天野氏は7年間の米国ロサンゼルスの駐在を含む30年以上にわたり監査業務に従事し着た経歴を持つ。2010年にトーマツグループ(現・デロイト トーマツ グループ)CEOおよび有限責任監査法人トーマツ包括代表に就任し、2013年の再任を経て現在に至るということだ。
また、もう一人、デロイト トーマツ グループ Deputy CEOの小川陽一郎氏はアジア太平洋地域の代表に就任。同時にグローバルの3極体制(アメリカ地域、アジア太平洋地域、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)を統括する地域統括担当としてDTTL経営委員会に参画するという。地域ごとに異なる市場やクライアントを束ねマーケットリーダーシップや品質の確保を図るとともに、地域間の融合と連携を促進する役割を担う。小川氏は9年間の米国駐在(ニューヨーク、サンノゼ、ナッシュビル)を含む30年以上にわたり、クライアントサービスを提供しているという。2007年に監査法人トーマツの経営会議メンバーに参画し、2013年10月からは有限責任監査法人トーマツ Deputy CEOを務めている。また、2011年6月~2015年5月にDTTL取締役会の副会長を務めていた。
詳しくは以下のニュースをご覧ください。
http://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20150601.html