2015.05.02 【NY発】EYとマイクロソフトが提携
【ニューヨーク発】少し前になるが4月22日、4大会計ファームの一つであるEY(Ernst & Young)は、ITの巨人であるマイクロソフトと戦略的ビジネス関係を構築したこと発表した。
EYはマイクロソフトのクラウド、データプラットフォームを用いることにより、顧客に、分析、サイバーセキュリティー、デジタル戦略などにおいて、新しく革新的なサービスを提供。両社の顧客のデジタルの導入を加速させる。
具体的には、以下のような点での提携にフォーカスするということだ。
•Jointly delivering business services using Microsoft technologies and EY’s business and technology skills, including advanced program management and purpose-led transformation
•Combining Microsoft technologies and EY expertise to advance cybersecurity across industries
•Deploying a variety of enterprise products on Microsoft Azure, with EY collaborating closely with Microsoft Consulting Services
•Using Azure based applications to harvest near-term value out of software and data that reside currently within customers’ existing operations
•Establishing co-innovation capabilities on a host of advanced management science applications and driving customers’ business advantage from the “internet of things”
(以上、プレスリリースhttp://www.ey.com/GL/en/Newsroom/News-releases/news-ey-and-microsoft-form-strategic-business-relationshipより引用)
IT企業とファームとの提携について振り返ると、最近、非常に動きが激しくなっていることは注目に値する。
マイクロソフトは今年3月30日にKPMGのグローバルのウェブサイトで、KPMGと戦略的関係を拡大したことが発表されていたが、今回はEYとの提携も発表された模様。
AppleはIBMと手を組んでいるし、GoogleはPwCとの提携を進めている模様である。
詳しくは以下、過去の記事を参考ください。
参考:PwCとGoogle協業を発表
参考:KPMGがマイクロソフトとの新しい戦略的提携締結を発表