2015.02.04 会計士不足。合格者減が採用枠に届かない状況、日経が報じる。
2月2日の日経新聞にて、公認会計士不足について報じられている。
金融危機後に監査法人が採用を絞り、会計士離れが進んだためだという。
上場企業の決算をチェックする会計士の作業は会計ルールが複雑になって増えているのに、会計士試験の合格者は減少。監査法人の採用枠を下回る状況が続いている。若手会計士を確保しようとする監査法人同士の競合が激しくなる一方、中小の監査法人では採用を断念するケースも出ているということだ。
記事では、2008年からの監査法人の採用枠と、合格者数の推移を示しているが、直近2年は採用枠に合格者数が届いてないことがうかがえる。逆に2008年には3500人程度の合格者に対し、採用枠は2200人程度だった模様。
会計士協会のデータを見ると2008年には出願者数25,648人に対して合格率17.1%、2014年は出願数10,870人に対して合格率10.1%となっており、確かに受験者数は大幅にはっている。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGD26H7W_S5A200C1AM1000/?dg=1