2015.01.31 三菱総合研究所、連結子会社を吸収合併。知財に関するサービスを強化。
株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長:大森京太氏)は1月30日開催の取締役会において、連結子会社である知財情報サービス株式会社を吸収合併することを決議したと発表した。もともと知財情報サービス株式会社は100%出資の子会社出会ったため、本合併は簡易吸収合併であるという。
すでに同社では知財情報サービスの知財活用技術と当社の知見を活用して、知財を活用したファイナンス支援サービス、事業戦略の見直しに関するコンサルティングサービスを展開しているが、今回の合併により、管理業務の効率化を図るとともに、サービスを幅広くお客様に展開できる体制を構築するという。ニーズが強い、知財の見える化サービスや、技術人材と知財評価を組み合わ せた技術競争力の見える化サービス、M&A 等での知財評価サービスにも取り組んでいくとのことだ。
同日に発表された2015年9月期 第1四半期決算短信の補足資料の12ページには以下のような説明が記載されている。
なお同社は2013年5月にエヌユー知財フィナンシャルサービス株式会社の株式を100%取得し、同社を子会社化したことを発表していた。当時のニュースによると、エヌユー知財フィナンシャルサービス株式会社は知財評価のリーディングカンパニーであり、企業特許力レポートなどを提供している。200製品分野以上にわたる日米特許データのモデル解析による「技術力の点数化・格付・資産価値算出データの販売及び特許技術の個別受託調査」など事業を展開する知財評価のリーディングカンパニーであった。合併により、三菱総合研究所は製造業向け特許出願等のコンサルティングや、事業再編・産業再生の増加を背景とした金融・投資判断向け知財価値評価サービスなどの展開が可能になるとしていた。
(参考:
詳しくは以下のリリースをご覧ください。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material&sid=36769&code=3636